2025/02/21

港区の田町駅・三田駅3分にある鍼灸マッサージ治療院「かわい指圧ルーム」院長の河合です。
当店にお越しになるお客様から睡眠についてのお悩みをよく伺います。
睡眠障害の原因は主に自律神経のバランス調整、筋肉の緊張緩和、血流促進、ストレス軽減などが挙げられます。
今回は睡眠障害にマッサージや鍼灸がなぜ効くのかについて書いていきたいと思います。
<睡眠障害にマッサージや鍼灸が効果的な理由>
1. 自律神経のバランス調整
睡眠障害の一因として、自律神経の乱れが挙げられます。
自律神経は交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)のバランスで成り立っていますが、ストレスや生活習慣の乱れにより交感神経が優位になると、リラックスできずに眠りにくくなります。
マッサージや鍼灸は、副交感神経を刺激し、自律神経のバランスを整える効果があります。
特に鍼灸は、特定のツボを刺激することで、身体のエネルギーの流れ(気血)を整え、心身のリラックスを促します。
2. 筋肉の緊張緩和
日常生活での姿勢の悪さやストレスによる筋肉の緊張は、身体のこりや痛みを引き起こし、睡眠の質を低下させます。
マッサージは、直接筋肉に働きかけて緊張をほぐし、こりを解消します。
鍼灸も同様に、筋肉の緊張を緩和する効果があり、特に首や肩のこりが原因で眠りにくい場合に有効です。
筋肉がリラックスすることで、身体が休息モードに入りやすくなります。
3. 血流促進
マッサージや鍼灸は、血液やリンパの流れを促進します。
血流が改善されると、身体の各器官に酸素や栄養が行き渡り、老廃物の排出もスムーズになります。
これにより、身体の疲労が軽減され、睡眠の質が向上します。
特に足のむくみや冷え性がある場合、マッサージで下半身の血流を改善することで、全身のリラックス効果が得られます。
4. ストレス軽減
ストレスは睡眠障害の大きな要因の一つです。
マッサージや鍼灸は、身体的なアプローチを通じて心の緊張も緩和します。
マッサージによるタッチセラピーは、安心感を与え、心身の緊張を解きほぐします。
鍼灸も、ストレスに関連するツボを刺激することで、精神的な安定をもたらします。
これにより、ストレスホルモンの分泌が抑制され、リラックスして眠りにつきやすくなります。
5. 体内リズムの調整
鍼灸は、体内リズムを整える効果もあります。
睡眠障害の原因の一つに、体内時計の乱れがありますが、鍼灸はその調整に役立ちます。
特に「百会」や「内関」などのツボは、睡眠の質を向上させる効果が期待できます。
マッサージや鍼灸は、身体的な緊張を緩和し自律神経のバランスを整えることで睡眠障害の改善に効果的です。
当店の鍼灸マッサージで睡眠の質を高めていきましょう!