こんにちは!
田町の鍼灸マッサージ治療院「かわい指圧ルーム」マッサージ師の落合です。
今年の夏も暑い日が続き、台風の接近もあり、体調管理が大変な夏だったと思います。
皆さんは、季節の変わり目、梅雨の時期、台風の時期など、頭痛、関節痛、持病が悪化したりして、体調が悪いなあと感じた事はありませんか?
そのような時期は、気圧の変化が激しく、特に低気圧になると、自律神経のバランスがくずれ、体調に変化が見られます。
これを「気象病」と呼びます。
愛知医科大学の佐藤純教授は、長年「気象病」について研究し、日本で初めて「天気痛外来」を開設しました。
研究によると、「台風は気圧の変化が急激なうえ、移動のスピードが早いので、一番痛みが辛い」という患者さんが多いそうです。
何故、気象病は起こってしまうのかというと「耳が敏感な人がなりやすいのではないか。内耳には気圧のセンサーがあるのではないか。」という説があります。
内耳で気圧の変化を感じると、センサーがキャッチし、気圧の情報が脳に入り、自律神経を活性化させ、内耳が気圧の変化に敏感だと、少し気圧が変化しただけでも、過剰に脳に情報が伝わり、自律神経が活性化されてしまいます。
気象病で神経痛や関節痛がおこるのは、交感神経が活発になり過ぎて、痛みの神経を直接刺激したり、血管が過剰に収縮したりして、けいれんし、血管の回りの神経を興奮させるから。
そして古傷が痛むのは、脳が過去の記憶を呼び起こすから。と考えられています。
では、気象病はどのように予防すれば良いのでしょうか。
まず基本ですが、自律神経を整えることが大切です。
規則正しい生活をし、適度な運動をして、ストレス、体の疲れを溜め込まない事を心掛けましょう。
耳のマッサージも有効です。
気象病かな?と感じて辛い方は、次のマッサージをしてみて下さい。
1)耳を上下横に5秒ずつ引っ張る。
2)耳の横の部分をつまみ、後ろに向かって5回ゆっくり回す。
3)耳の下に親指をあて、上に人差し指を当てて、上下に折り曲げる。この状態を5秒キープする。
4)耳全体を手で覆い、後ろに向かって、円を描くように、ゆっくり5回回す。
どうですか?これは自分でもできそうですね!
皆さんもやってみて下さいね。
お体の凝り、疲れは、私達「かわい指圧ルーム」の指圧マッサージにお任せ下さい!
是非ご来店をお待ちしております。